「なんだかずっと苦しい」
「頑張っているのに満たされない」
「このままでいいのかなと思う」
心理カウンセリングをしていると、そんな声をたくさん聞きます。
そして丁寧にお話を聴いていくと、多くの人がある事に気付いていきます。
それは、
“本当は嫌だった”
“本当は寂しかった”
“本当は無理をしていた”
という、自分自身の本音です。
私たちは小さい頃から、
「我慢しなさい」
「空気を読みなさい」
「ちゃんとやりなさい」
と言われながら育ってきました。
だからいつの間にか、自分の気持ちよりも、
周りに合わせる事が当たり前になっていきます。
嫌でも笑う。
苦しくても頑張る。
本当は無理なのに、「大丈夫です」と言う。
そうしているうちに、少しずつ自分の感覚が分からなくなってしまうのです。
実は私自身も、以前は
「どうやったら上手くいくだろうか」
「どうやったら失敗しないだろうか」
「どうやったら認められるだろうか」
そんな事ばかり考えて生きていました。
常に周りの評価を気にして、
ちゃんとしなければ、
期待に応えなければ、
迷惑をかけてはいけない、
そんな思いでいっぱいだったのです。
でも、その生き方を続けた結果、身体が悲鳴を上げました。
心も身体も限界になり、今まで当たり前にできていた事ができなくなり、人生の色々な事が上手くいかなくなっていったのです。
当時は苦しかったですが、今思うと、あれは「もう無理を続けないで」という、自分自身からのサインだったのかもしれません。
人は、本音を置き去りにしたまま生き続けると、どこかで苦しくなります。
押し込めた感情は、
無気力になったり、
イライラになったり、
不安になったり、
時には身体の不調として現れる事もあります。
だから私は、カウンセリングの中で、
“問題を解決する事”より先に、
「本当はどう感じていたのか」
を大切にしています。
本音に気付く事は、わがままではありません。
むしろ、自分を大切に扱い始める第一歩です。
本当は休みたかった。
本当は傷付いていた。
本当は嫌だった。
本当はやってみたかった。
そんな小さな本音を認めていくと、人は少しずつ変わっていきます。
無理をしなくなる。
人に振り回されにくくなる。
自分に合う環境を選べるようになる。
そして何より、
“自分との信頼関係”
が戻ってきます。
人生が好転する時というのは、
突然何か大きな奇跡が起きる訳ではありません。
「私は本当は嫌だったんだ」
「私は本当はこうしたかったんだ」
そんな、自分の心の声をちゃんと聴けるようになった時から、少しずつ現実が変わり始めるのです。
本音に気付くというのは、
自分を取り戻す事なのかもしれません。
もし今、
理由は分からないけれど苦しいのなら。
まずは、
“本当はどう感じている?”
と、自分自身に聞いてあげてください。
その小さな本音が、
人生を動かす始まりになる事があります。
人は、自分の本音に気付き始めると、
少しずつ生き方が変わっていきます。
もし今、
「自分の気持ちが分からない」
「ずっと頑張り続けてしまう」
そんな苦しさがあるなら、
一人で抱え込まなくて大丈夫です。
現在、心理カウンセリングを行っています。
必要な方に、安心してお話していただける場所でありたいと思っています。