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カウンセリングは、本来の自分に戻る作業

カウンセリングに来ると、自分の感情や信念(思い込み)が変わり、

人生が変化していくことを感じる方が沢山おられます。

それは、「自分が変わる」という感覚かもしれません。

でも実は、「本来の自分に戻っている」という事なのです。

来談者中心療法の提唱者でもあるカール・ロジャースは

「人間は本来健康や幸福へと向かう力を持って生まれてくる」と述べています。

ただ、それが色々な環境や思い込みなどにより、本来の力を発揮できていない、

だから苦しみや生き辛さを生む、ということです。

私自身も、自身の経験を通じて、そのように感じています。

カウンセリングをしている上で私が大切にしている事は、

「このクライエントさんは本当はどうしたいと思っているのか?」という事です。

この「本当は」は、頭で考えた答えではなく、「何の制限もないとして、どうしたいか?」という事です。

クライエントさんがその事に気付いた時、ビックリするスピードで現実が動き出すことがあります。

それは、転職や別れと言った事になる事もありますが、「本来その人が力を発揮できる為に必要な過程」なのです。

私が保育士をしていて病気になり、心理学の道に進んだのは、

「本来の道に進むために必要な過程」だったと、今となっては思います。

その時は、「頑張っているのに何で私がこんな目に」と思っていましたが、

私の潜在意識は「いやいや、本当に進みたいのはそっちじゃないでしょ?」と必死に訴えてくれていたのだと思います。

本当は、心の世界に高校生の時から興味があったのです。

大学で心理学を学びたいといった時、父に「心理学を学んでも就職できない」と言われました。

そこで、児童心理学を学べて教員免許も取れる大学に進学することにしました。

「父に言われたから」というのもちろんありますが、

私自身が自分の思いを一番大切にして進み、後で就職できずに後悔するのが怖かった、

といった所が本音だと思います。

結局、私は自分が本当にやりたかった所に戻ってきました。

そして今、とても幸せです。

そして、回り道したけれど、回り道も無駄ではなかったな、と思えます。

自分が親になった時、子どもの進みたい道を心から応援したいと思えるからです。

もしあなたが、今回り道をしているように感じていても、

本来の道ではないと感じていても、

それは全て、あなたにとって必要だった事かもしれません。

そして、「今進んでいる道が苦しい」「自分を押し殺して生きている」

そう感じた時が、「本来のあなたに戻るタイミング」かもしれません。

カウンセリングで、一緒に「本来のあなたの力を発揮できる道」を探していきましょう。

あなたが今どんな道を歩いていても、あなたらしく歩く道に戻れる、

私はそう信じています。