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今日が最後の日だとしたら

みなさまおはようございます^^

寒い日々が続いていますが、体調を崩されたりしていませんか?

また最近、蔓延防止が出る??とかで、ココロがざわついておられる方もいるかもしれません。

ただ、先の事をあれこれ心配するよりも、「今自分にできる事をすれば大丈夫!」

そう自分に言ってあげられると良いですね^^


そんな、コロナの話を母としていた時、祖母の話になりました。

祖母は今少し認知症が入っていることもあり、施設で生活しています。

そこへ母が週1~2回着替えを持って行って会いに行っているのですが、

施設側から、「蔓延防止が出ると、出入りできなくなるかもしれない」と言われたそうです。

このご時世、施設側の方々のお気持ちは分かりますよね。

そしてその施設は、どちらかと言うと体は弱っているけれど、認知はしっかりしている方の多い施設のため、

家族が通っているというのが、うちぐらいなんだそうです。

私の祖母は、着替えもちゃんとついていてあげないと、どちらが脱いだ服で、どちらが着ていた服か分からなくなってしまう。

だから特別に、祖母を手伝うために許可を頂いて、今通えているのでした。

 

ただ今回は、感染力が強いと言うこともあり、出入りできなくなるかも、と、言われているそうです。


そんな話を昨日母から聞き、母は「行けなくなったらどうしよう・・・」と不安に思っているのでした。

それをただ否定もせず、「うん、うん」と聞いていると、母の言った一言。

「あと何回会えるんやろか・・・と毎日帰り際に思って、とても切ない気持ちになるんや。」

ああ、これが母の本心だな、と思いました。

祖母は今年95歳。

死が近づいていることを考えざるを得ない年齢かもしれません。

 

 

でもその時、私は心の中で思いました。

 

お母さん、お母さんが癌になった時、

私も心の中で同じことを思っていたよ。

何気ない毎日が当たり前じゃなくなるかもしれない。

手術が失敗したら、治らなかったら・・・・

そんな事を思うと不安で不安でたまらなかったよ。

親孝行をしてこなかった自分を後悔したよ。

何度も神社にお参りに行ったし、県内の薬師如来を探して手術の無事を祈っていたよ、と。

母には何も言わなかったけれど。

こうやって私たちは年齢や病気を目の前にすると、

命は有限であることを意識します。

でも、本当は、どんな健康な人にも明日の保障はないわけで。

もし今日、自分の命が最後だとしたら、誰にどんな事を伝えたいだろう・・・

そんな事を考えると、そこには感謝とか愛しかないな、そんな風に私は思います。

 

 

この話を聞いた時、私は思春期真っただ中の娘と喧嘩をしていて、

かなり怒りのおさまらない状態だったのですが、

もし今日が娘と会えるのが最後だとしたら、私はきっと、

ありがとうとか大好きだよ、を伝えたい、そう思った時に、

変な意地の張り合いで喧嘩していることが、とてももったいない事に思えて。

もうやめよう。今日は娘の大好きなチーズケーキを焼いて、娘の帰りを待とう。

そんな風に心から思えたのでした。

 

 

あなたがもし、今日が最後だとしたら、

誰に、どんな思いを伝えたいですか?

毎日、今日が最後だと思って

素直に相手に自分の思いを伝えられるといいですね^^

私もそんな風に生きていきたい、そう思いました。

今日も最後まで読んで頂き、

ありがとうございました^^