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「恵まれていたはずなのに、生きづらかった理由」

私はきっと、恵まれた環境で育った方だと思います。

食べるものに困ることもなかったし、
暴力や暴言が絶えない家庭でもありませんでした。

それでも、心のどこかでずっと感じていたものがあります。

「ちゃんとしていないといけない」
「良い子でいないといけない」

そんなプレッシャーです。

もし良い子でいなければ、
家から追い出されるかもしれない。
愛されなくなるかもしれない。

そんな恐怖のような感覚を、
どこかでずっと抱えていた気がします。

もちろん、周りの大人たちは
私をそんな気持ちにさせたかったわけではないと思います。

きっと私のことを思って、
良かれと思って言ってくれていた言葉も多かったはずです。

でも、子どもの心はとてもまっさらです。

幼い頃に親や家族から言われた言葉は、
大人になってから聞く言葉よりも
何倍も深く心に入り込みます。

疑うこともなく、
「そういうものなんだ」とそのまま受け取ってしまう。

そして子どもは、その環境の中で

どうすれば愛されるのか。
どうすれば生き延びられるのか。

無意識のうちに、自分なりの方法を身につけていきます。

私の場合は
「良い子でいること」
「周りの期待に応えること」でした。

それは子どもの頃の私にとって、
確かに必要な“生きる方法”だったのだと思います。

でも、大人になった今。

もしその価値観や捉え方が、
自分の生きづらさを生んでいるのなら。

一度、捉え直してみる必要があると私は思っています。

今の自分を、
自分で幸せにするために。

私も長い間、
親や環境のせいにしてきました。

でも、誰かのせいにしている間は
生きづらさは少しも減りませんでした。

むしろ、同じところを
ぐるぐる回り続けていただけだった気がします。

だから私は、
少しずつ自分の捉え方を見直していくことにしました。

あの頃の自分が身につけた
“生き延びる方法”を、

今の自分に合う形に
整え直していく。

そうしていくうちに、
心は少しずつ軽くなっていきました。

過去は変えられません。

でも、
過去の出来事の捉え方は変えることができます。

そしてそれは、
これからの人生を大きく変えていきます。

最後に、ひとつだけ。

私はずっと思っていました。

「親のせいでこうなった」と。

でも今は、こう思っています。

親のせいで出来た思い込みを、
大人になった私が持ち続ける必要はない。

自分の人生を幸せにする責任は、
今の自分が持っているのだから。