先日のカウンセリングでの出来事です。(クライエントさんには掲載を了承頂いています)
ご両親との関係に取り組まれていたクライエントさん。
ずっとずっと、両親に言えない思いがありました。
カウンセリングに来られるようになって、ご自身の気持ちと向き合い始め、
先日、思い切って両親に今までの思いを伝える、という事を成し遂げられました。
言えなかったのは、ご両親の事が大切だから。
傷つけたくないから。
だから、色んな言葉を飲み込んできた。
また、「伝えても受け止めてもらえない」
そんな経験をしてきたから。
言っても受け止めてもらえないぐらいなら、最初から言わない方がいい。
この気持ち、共感できる方は多いと思います。
でも、カウンセリングを受けて、自分の気持ちを大事にして生きていきたいと思えるようになった。
自分らしく生きていきたいと思えるようになった。
だからこそ、勇気を持って言えたんだと思います。
その話をクライエントさんから聴かせて頂いた時、私は本当に感動しました。
彼女の勇気と思いに。「本当によく頑張ったね!」という思いでいっぱいでした。
その時のご感想を頂いたので、ここに掲載させて頂きます。
最近、今まで隠してきた親に対するネガティブな気持ちを、本人に話す機会がありました。
話した後は、過去の出来事を今更話す必要があったのだろうか、ひどい言葉で傷つけたかもしれない、と罪悪感を持ちつつも、これで壊れてしまう関係ならそれまでだな、とどこか吹っ切れた気持ちもありました。
みあ先生とカウンセリングで話すまでは、自分の選択が正しかったのか、自分の気持ちを伝えて良かっただろうかと自問自答する日々でした。
でも先生から、自分の気持ちを相手に伝えたのは凄いことだよ、と言ってもらえたことで、私は間違ってなかったんだ!と自分を認めて自信を持つことができました。
それから、自分の気持ちを伝えたことで相手を悲しませたかもしれないと罪悪感を持ち続けていることについても、それはその言葉を受け取った親が背負っていくべきもの(私が抱えていた辛い気持ちなど)であって、今後親が考えていくものだから、あなたが罪悪感を持つ必要はないよ、と優しく寄り添ってもらえてとても安心しました。
今まで自分の感情をなるべく表に出さないように、本心がバレないように、と辛い気持ちを抱えながら過ごしてきたので、親に本音を言った時は、もう少し自分が我慢すれば良かったかも、後で落ち込むぐらいなら言わなきゃ良かったとも思っていましたが、みあ先生と話したことで、言わなければ関係性は変わらないし、自分の心を平穏に保つためには大事な事だったんだと思えるようになりました。
先生から教えてもらった、自分の一番の見方は自分、という言葉をこれからも心に留め、過ごしていこうと思います。
ご感想を頂いた時、ご自身の気持ちを向き合いながら、一生懸命に書いて下さった、そのことがとても良く伝わってきました。
自分の守るために「伝えない」という手段を選んできた彼女にとって、「伝えることで自分を守る」という行動を取ることは、本当に勇気のいる事です。
ただ、人生を変えたいと思う時には「今までと違うやり方を選択する」という事は、とても大切な事だと思っています。
私は彼女に「伝えなさい」と言った訳ではありません。彼女が自分で考えて「伝える」という事を選んだのです。その事もとても素晴らしいと思っています。
これから色んな事があっても、きっとご自身で選択し、行動していかれるのだろうな・・・そう感じています。
こんな瞬間に立ち会えるカウンセラーという仕事ができて、本当に私は幸せです^^
自分の人生を見つめ直してみたい、より良く、より自分らしく生きる人生を送ってみたいと思われる方、是非一度体験カウンセリングにお越しくださいね^^
今日も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。