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親子関係に悩んだ私がカウンセラーになった理由|過去を乗り越えるヒント

私は幼少期、幼稚園でほとんど一言も話せない子どもでした。
毎日、息をひそめるように過ごし、困ったことがあっても先生に言えない。
常に緊張していて、誰の目にも留まらない “目立たない子” だったと思います。

そんな私が保育士になったのは、もしかしたら——
幼少期の自分のように、声を出せずにいる子を救いたかったからなのかもしれません。

そして、カウンセラーになった理由。
それは親との関係に深く悩んでいたことがきっかけでした。
「誰もわかってくれない」という孤独が、私を心理学へと向かわせ、
そして“寄り添う人になる” という決意へと導いてくれたのだと思います。

つまり私はずっと、
あの頃の自分を救うように生きてきたのかもしれません。

過去にどんな苦しさがあったとしても、
その痛みは「今のあなたに必要なもの」を教えてくれるサインになることがあります。

あの頃のあなたが泣いていたのは、弱いからでも、間違っていたからでもなく、
“未来のあなた” に何かを託していたのかもしれません。

そして、その経験はきっと——
あなたが何かを成し遂げるために、必要だったもの なのです。

誰かを助けるためかもしれない。
同じように苦しんでいる人に手を伸ばすためかもしれない。
あるいは、自分自身をもう一度、優しく抱きしめるためかもしれない。

過去はあなたを傷つけるために存在していたのではなく、
あなたが “これから” を生きる力を受け取るためにあったのだと思います。

あなたにとっての経験の意味。

それを一緒に探していきたいと思っています。

あなたが経験してきたことを「決して無駄ではなかった」

そう思える人生になるよう、寄り添わせてくださいね。