昨日は娘の第1志望校の合格発表でした。
朝9時半に学校に張り出し、10時からネットで確認できるという感じです。
娘も「一刻も早く確認したい!」という事でしたので、高校に向かいました。
前日の夜、娘はなかなか眠れなかったようです。
私も何度かは目が覚めましたが、「多分合格しているだろう」と思っていました。
それだけ、娘はやれるだけの努力をしてきたという思いがあったからです。
前日の夜から「あ~、怖い!怖い!」を連発している娘です。怖いのは娘がそれだけ頑張って来た証拠。大丈夫、大丈夫・・・・そう言いながら現地に到着。
発表2分前でしたが、既に何組かの親子が発表を今か今かと待ちわびていました。
9時半になり、とうとう紙が張り出されます。
合格者は15人。娘の受験番号は・・・・あった!!!
嬉しくて2人で人目もはばからず、抱き合いました。
私は嬉しい気持ちと同時に、娘の努力が報われて良かったという思い、
ホッとした気持ちから思わず泣いてしまいました。
落ち着いた所で、まずは娘の師匠に電話で報告。
一緒になってとても喜んでくれました。
それから家族や応援してくれていた私の友人に報告を済ませ、2人で喜びをかみしめていたのでした。
私は受験生の母親としては、とても楽をしていたかもしれません。
「勉強しなさい」や「もっと練習しなさい」と言った記憶はほとんどありません。
全部、娘が自主的にやっていました。逆に「今日ぐらい練習休んでもいいんやない?」
と私が言っても「いや、やりたいんよ!!」と娘は言っていたほどでした。
このように書くととても順調に来ているように思われるかもしれませんが、
娘は中2のはじめに大好きだった吹奏楽部を辞めました。
音楽は続けたかったけれども、どうしても部活は続けられなくなったのです。
その時私は直感的に「この子から音楽を絶対に取ってはいけない。辞めさせてはいけない!」
と思いました。
そこで、部活以外で音楽をできる場所を探し始めました。
探すと色んな吹奏楽団があったのですが、どれも対象が18歳以上のものばかり。
途方に暮れ、以前娘さんが吹奏楽部だったママ友に相談しました。
すると、「私のママ友で吹奏楽団に入っている人がいるから、聞いてあげる」
と言ってくれました。
そしてその方が、「うちは大人しか入れないけど、子どもが入れるオーケストラがあるよ」
と教えてくれました。
私はすぐに問い合わせをして、そこからとんとん拍子に話が進み、入団の運びとなり、
今の師匠と出会い、個人レッスンを受け・・・・と娘の音楽人生が再び花開いていったのでした。
今振り返ると、一見ピンチに思えた「部活を辞める」という出来事が、娘にとって最大の転機になっているという事です。
娘の部活はそんなに強豪校ではなかったので、きっとそのまま部活を続けていたら、
今のような技術の向上はなかったし、本気で音楽をやっている仲間とも出会うことはなかったと思います。
きっと師匠にレッスンをしてもらう事もなかったでしょう。
そう考えると、全ては必要な出来事だったし、自分を大切にしていると必ず自分に合った環境に出会えるという事です。
もちろん、今回の合格は娘の頑張りが一番!!だと思っていますが、こうやって振り返ると、
ご縁を繋いでくれた友人、そして出会った仲間、先生、娘が音楽ができるように(私が送り迎えに専念できるように)協力してくれた家族、練習の音が聞こえても苦情を言わないご近所さん・・・
みんなの力を借りながら、2人3脚で乗り越えてきたという感覚があります。
本当に本当にありがとう!!!
世界に向かってお礼を叫びたい気持ちです。
そしてこれからも、ピンチをチャンスに変えて頑張って欲しい、そして私も、ピンチをチャンスに変えて前進していこう!そう思ったのでした^^
今日も最後まで読んで頂き、ありがとうございました^^