人生における真のリスクは、「自分の心から離れること」であり、
「本来の自分を生きられなくなること」です。
↑この一文は、ヒロコ・グレース著「結局、心に従ったほうがうまくいく」
から抜粋したものです。
私はこの言葉を読んだ時、とても衝撃を受けました。
私は祖父母が教員、父が公務員、母が習い事の先生と言う
田舎ではちょっと目立ってしまう「お堅い家庭」で育ちました。
それゆえ、「周囲の人に後ろ指をさされないこと」
「失敗をしないこと」「リスクのある事はしないこと」
「枠からはみ出ないこと」「褒められる行いをすること」
などなど・・・・つまり、周囲の評価を気にしながら慎重に、慎重に生きてきた訳です。
そんな一方で、どこか自分を解放できないような、いつも他人の評価を気にしてビクビクしているような・・・・
そんな息苦しさを感じて生きてきました。
心理学を勉強しようと思ったのもその事があったからです。
ヒロコ・グレースさんの言葉と過去の自分を照らし合わせると、
私はリスクを回避しようとして、どんどん自分から離れていき、
人生の真のリスクを負いまくり人生だったという事です(笑)
そりゃあ、生き辛いよな~、と今の自分なら思います。
今ではそんな自分を笑い飛ばせるようになりましたが、
当時の私は悩み深き少女でした。
そう考えると、今は本当に好きな事を仕事にでき、好きな人たちと繋がれて、幸せだなあ・・・と日々感じています。
両親からは「(収入が安定しないという意味で)リスキーな生き方だ」と思われていますが、
私にとっては「本来の自分を生きること」に近づいているので、
ノーリスクに近づいているということになります。
そう、心に従って動いた私は正しかったのだ(^^)/
でもだからといって、今更両親を責める気持ちにもなりません。
だって両親も競争や、比較や、自分を抑えて周りに合わせることや、嫌な事も根性で乗り切ることや、
わがままを言わないことや、自分の気持ちを抑える事を良しとして育てられてきたのですから。
そんな教育しかなかった、と言っても過言ではないと思います。
それを今更全部手放して生きる事は自分の人生を否定してしまうことになる、
そう感じてもおかしくない事だと思っています。
でも私達は、このブログにたどり着いて下さったあなたは、
これから「自分の思うように生きていい」のです。
誰かの評価を気にすることもなく、自分を大切にしてくれる人と、
自分が大好きな人と、自分の得意な事や好きな事をいっぱいして、
それを社会に還元していけばいい。
世界中の人々が自分を発揮しながら相手を大切にし、助け合うことができたら
どんなに素晴らしい世の中になるだろう・・・・
そんな風に思います。
だから私はあきらめずに伝え続けます。
「自分を生きよう」「自分の心を大切にして生きよう」と。
この世の中が「個性」という色とりどりの花が咲き乱れ、
素敵な世の中になりますように・・・・。
今日も最後まで読んで下さり、ありがとうございました^^