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生きるということ

この世の中には「陰」と「陽」両方の側面がある。

何かが始まるという事は、終わりが来ることを意味していて、

辛い・悲しいを知っているから喜び・幸せを知ることができる。

例えば、素敵な彼氏に出会うという事は、いつかその人と別れるという事がセットになる。

例え結婚し、添い遂げたとしてもいつかは死別する時が来る。

私たちはこの世に生まれた時点でみんな死に向かっており、いつかはこの世とお別れする。

永遠の命というものはないから。

こんな話を書くと人と出会わなければいいとか、じゃあ生まれなければ良かったとか・・・・

そう言われてしまうかもしれないけれど。

終わりがあるからこそ、生きるという事は素晴らしいし、みんな自分の人生を生きたいと思うのだろう。

今、この世に生まれるのは1度きりなんだから。

昨日のブログで書いた記事→別れの季節

親子共々別れを辛いと思える先生に出会えた事は、とても幸せな事だと思う。

ただ、別れの時期が想定外だった。そういう時は、なかなか受け入れられないものだ。

それでも私は、娘には別れが辛くなるほどの恩師に、出会って欲しいと思う。

恩師だけでなく、友人や、恋人や、同僚や、上司や・・・・

沢山の人に出会い、沢山心を動かして欲しい。

別れが辛いと思える人と出会えた数だけ、娘の人生は豊かになると思うから。

そして私も。

誰かと出会うという事は、同じ数だけ別れがあるということ。

それでも、出会いたい、という気持ちは止められない。

人は1人では生きていけない。だから人間の本能なのだろう。

別れる痛みがあるとしても、人と深く関わるという事は素晴らしい事だから。

3月、異動の時期になるといつも切ない気持ちになります。

そんな中、自分の気持ちと向き合って出た答えでした。

毎年誰かとの別れを辛いと思える自分の人生に、

感謝しかありません。

今日1日出会う人に会えるのが最後だとしたら・・・・

あなたはどんな事を相手に伝えたいですか?