みなさまこんにちは^^
今日は息子の授業参観でした。
今年度入ってから初の授業参観です。コロナで中止になったりして、最近授業参観もなかなか参加できていません(>_<)昨年度はたった1回だけ・・・。
今年もいつ中止になるか分からない!という事で、張り切って行ってきました(笑)
授業内容は道徳「いじめをなくすにはどうすればいい?」という内容でした。
ある物語を題材に、「どの登場人物のどんな所が気になったのか?」「自分がもしこのクラスの一員だったらできる事は?」などを考えていきます。
最後のまとめとして、
・(いじめられている)子に気付けるようになること(他人事)にしない
・自分のできる方法で、行動すること(本人に直接注意する・大人に相談する・友達に相談するなど)
などが子ども達からの意見としても出ていて、なるほどな~!と思ったのですが、
じゃあなぜ、いじめはなくならないの?
こうやって学んでいるのに、中学生ぐらいになったらいじめられている人がいても見てみぬふりをするし、大人の世界だっていじめはなくならないじゃないか!と思いまして・・・・
決して授業でした事は間違ってないんだけど、これを学んでも変わらないという事は、何か他に伝えなきゃいけない事があるんじゃないかな?と思ったのでした。
今回の授業で、虐めた側が悪い、という事は出てきたけれど、虐める側の心理というのには、全く触れていない訳です。
私はいじめをなくすには、そもそも「虐める人にならない・虐める人を作らない」事が大切なんじゃないかな?と思ったのでした。
その為には、「どんな時に人を虐めたくなるのか?」という話や、ストレスを溜めない方法、「自分は自分でいいんだ」と思えるようになるには?とか、適切なコミュニケーションの方法(アサーション)を学ぶとか、そっちの方が大事なんじゃないかな?と思うのです。
虐める要因としては、何らかのストレス発散として、や、自分の劣等感が刺激されて(羨ましいと思って)、や、自分の辛い感情を直視しないため、などが挙げられると思います。
つまり、自分の心が満たされていたら、人を虐めよう!とはならない訳です。
だからこそ、自分の心の扱い方を教えることは、とても大切だと思っています。
私自身も振り返ってみて、自分の心の扱い方、不安な時、辛い時、どうすれば良いのか?という教育はほとんど受けていないことに気付きました。
だからこそ、社会人になった時に色んな事でつまずいたし、家庭でもそんな事を教えてもらえる事はほとんどないんじゃないかな?と思うのです。
だって、親だって学んでいないんですもの。教えられなくて当然です。
ちなみに、日本は先進国の中で子どもの自己肯定感の低さはピカ1だったりします。
ただ、今回の授業を見て、私は目標を見つけました!
学校で、心の授業をすることです。
子どもたちに、自分を大切にできるようになって欲しい。自分を大切にするっていう事は、自分の事を否定しないこと、自分の感情を大切にすること、大人に助けを求めることを。
家庭環境によっては、なかなか「自分を大切にする」という事を実感しにくい事もあるかもしれません。
そんな子どもにも、周囲の大人が助け舟を出すことで、できる事はあるんじゃないか?と思っています。
「教育が変わらなければいけない」と言っているだけでは、何も変わりません。
カウンセラーとして、自分にできる事を少しずつ探していきたいと思います。
しかし、教師というのは本当に大変なお仕事ですね。
こんな事を書いたら教師や教育批判者に思われるかもしれませんが、
私は子ども達の担任の先生方には心から感謝していますし、本当に良くして頂いています。
私は私の立場で、子ども達を見守っていきたいと思っています(#^^#)
今日も最後まで読んで下さり、ありがとうございました。