この4月、中学生になった息子にとって、もうすぐ初の中間テストがやってきます。
もうテスト期間に入っており、部活もなく早く帰ってきます。
初めてということで、さぞや張り切るかと思いきや、
帰ってきて、YouTube見て、宿題して、ご飯食べて、ゲーム・・・・。

いつも通りやないか〜い(●`ε´●)
「え、テスト期間やろ?勉強せんの?」
『勉強?するよ。』
「いやいやしてないやん!中学のテストを舐めたらいかん!小学校までとはわけが違うんで!多分もうみんな勉強してるで!」
『あ、うん。』
全く慌てようとしない息子・・・(^_^;)こっちは焦っているというのに〜。
本当にいつもと変わりないんですよ。
昨日は次の日の準備もせず、だらだらと午後9時まで過ごしている様子を見て、
「ええ加減にせえよ〜!」とキレてしまいました・・・・。
私の心情としては、息子は決して勉強が苦手ではない。
小学校時代は、授業&宿題のみでかなりの高得点を取って返ってくるような子でした。
だからこそ、歯がゆい!!
やればできるのに、なぜやらない!!
お前に向上心はないんか!!
姉ちゃんも始めが肝心やって言うてるやろ!!!(娘はほっといても自分で目標を立ててやる子です)
って心の中で思う訳です。
イライラしつつも、ふと思い出したことが。
この息子の姿、中学&高校の時の私と一緒やん!!(@_@;)
私も父に口を開けば勉強せい!と言われていました。
そして、「お前が一生懸命勉強しても成績が上がらんのやったらお父さんはもう何も言わん!」とも。
今思えば「やったらできるのに・・・」ととても歯がゆく思っていたのだと思います。
そんな父を「うっさい!お父さんは勉強の事しか言わん!」と毛嫌いしていたのでした。
しまいには、私が超苦手としていた理科の参考書を父が買ってきて、つかまえられて勉強させられるはめに・・・・(^_^;)(父は理科の教師の免許を持っていました)
超絶嫌な思い出です。私は父がとても怖かったのです。

でもね、今になって考えてみると、娘のために参考書を買ってきて、仕事で疲れて帰ってきてから娘に勉強を教えるなんて、凄いことだな、と。
私だったらめんどくさくて、とてもじゃないけどできません(笑)
すごい親の愛だし、私の事を「やればできる!」と本当に信じてくれていたんだな、という事がよくわかります。
当時はウザい、嫌な父親だと思っていましたけどね。父親も私が嫌いだから、ダメだからやるんだ!と思ってましたし。
でも娘に嫌われてでもできるって、深〜い愛なんだと思います。
こんな風に、子ども心っていうのはいろんな勘違いをしています。
子ども心の愛されているっていうのは、何でも聞いてくれて、何でもやってくれて、何でも与えてくれるのが愛だって思っていますから。
でもそんな風に育てられてしまったら、ろくな大人になりませんよね。
いつもでたってもトイレに行けない、自分で食べられない、洋服も着れない・・・
ぜ〜んぶやってもらっていたら、そうなるわけです。これは極端な話だとしても、
何一つ自分でできないし、困った事があったらすぐ親になんとかしてもらうし、仕事もできないと思います。
厳しさがとてつもなく嫌だったけど、私が今何とか自立しているのは、厳しい愛のおかげかも?とも自分を見直して、やっと思えるようになりました^^
子どもを愛していない親はいない。
私も完璧な親ではないのでもちろん感情的になることもあるし、ついつい怒鳴ってしまうこともある。
なぜ感情的になるかというと、とても愛しているから。
本当に愛していなかったらとっくに手を離しているでしょう。子育てってお金も時間もすごくかかりますから。子どもが病気になった時、心配で寝れないのは親だけだと思います。
なんやかんやいうても、イライラしながらもずっと育てていることこそ、愛なのですね。
私は愛されていなかったんじゃないか?と思う人も、
自分は子どもをちゃんと愛せていないんじゃないか?と思う人も
ちょっとこんな視点で見てみると、また違う気持ちになれるかもしれませんね^^
今日も最後まで読んで頂き、ありがとうございました^^