タイトルにもある通り、「幸せな人がしていない事」
何だと思いますか?
それは、「他人の機嫌を取る」ということです。
これを読んで、今どんな事を思っていますか?
いやいや、他人の機嫌を取らんとうまくいかんようになるやん!
機嫌悪い人が近くにおったらみんな機嫌取るやろ?
いつも不機嫌な上司をほっとけっていうんか??
そんな声が聞こえてきそうですね。
はい!ほっときましょう^^
そしてあなたはあなたの機嫌を取ることに集中してください。

あなたは幼い頃、お母さんに言われた事はありませんか?
「もうお母さんを怒らせないでちょうだい!」
「お母さんも本当は怒りたくないのよ!」と。
この言葉の裏には、「私を怒らせるのはあなただ」という思いが含まれています。
また、養育者(主に両親)の情緒が安定していなかった場合、不機嫌な態度を見る度に、「私が何とかこの人を笑顔にさせなくちゃ!」とお手伝いや勉強を頑張ったり、笑わせるような事をしたり、自分が親のように面倒を見たり・・・そんな事が起こります。
こんな出来事から、「他人の機嫌は私がどうにかしなくちゃいけない」という信念が出来あがります。
両親が大好きだからこそ、笑顔でいて欲しい。そんな思いから出来上がる信念です。
そして大人になり、ずっと自分を抑えて生きる苦しさに耐えられなくなります。
これがいわゆる、「アダルトチルドレン」と言われる状態です。

こんな事を書くと、「えらい親にひどい事をされた!教えられた!」
と怒りの気持ちが湧いてくるかもしれません。
その気持ちを否定する必要はありません。「ああ、私めちゃくちゃ怒っているんだね」としっかり受け止めてあげてください^^
ただね、あなたの親も「私が親の機嫌を取らなければいけない」と親に態度で示されていたんですよ。
そしてその親も。その親も、その親も・・・・とたどって行ったら、「誰の責任やねん!!」という話になる訳です。
じゃあどうするか。「これから私は他人の機嫌を取らないぞ」と決めることです。
これは裏を返すと、「自分の機嫌は自分で取るぞ」と決めるということになります。
いつもお話しているように、自分=他人です。
自分の潜在意識(気づいていない自分、気付きたくない自分)を相手が表している、と捉えると、
自分で自分の機嫌を取れるようになると、そもそも「私の機嫌を取れ!」という人が目の前に現れなくなります。そして、万が一現れたとしても、それは相手の問題。あなたは「そんな中でも自分がご機嫌でいるにはどうしたら良いかな?」と考えれば良いだけです^^
また、相手の機嫌を取ろうとする事は、「相手を依存させてしまうこと」につながります。
なぜなら、自分で自分の機嫌を取らなくても、「この人が取ってくれる」と思うから。その状態は、どんどんエスカレートしていってしまいます。
その典型的な例が、モラハラやDVです。
まずはこの仕組みを知って、「相手のためにも相手の機嫌を取らないぞ」と決めて欲しいのです。
そしてあなたはただ、「自分がご機嫌でいることに」集中する。
みんながこれができるようになると、とても平和になると思いませんか?
誰かを虐めたり恨んだりすることはなくなるからです。

「私の心の平和は世界平和」
そう思って、今日もご機嫌に過ごす事に徹してくださいね^^
今日も最後まで読んで頂き、ありがとうございました^^