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ネガティブな感情を手放したい時は

自分の中にある怒りがなかなか収まらない・・・・

不安な気持ちがぐるぐるして抜け出せない・・・

どちらも、とても苦しい状況だと思います。

今回は、ネガティブな感情は決して悪いものではない、という事を前提にした上で

ネガティブな感情の手放し方をお伝えしたいと思います^^

自分の感情に敏感になる

「ネガティブな気持ちは感じたくない!とばかりに、本当は落ち込んでいたり、不安になっていたりするのに、それを「なかったこと」にしようとしていませんか?

「なかったことにしよう」と感じないフリをしていると、自分の中にいる「ネガティブさん」が、「あ、この程度では気づかないのね。じゃあもっと感じさせてあげないと!」と、どんどんネガティブな気持ちになるような出来事を引き寄せてきます。

感情は、すべり台と同じで、滑り始めた時には止まることができますが、ある程度加速すると自分で止める事は不可能になります。

めちゃくちゃ怒っている人に「冷静になれ」といってもなかなか収まりませんよね?

それは、怒りが走り出して加速してしまっているからなのです。

だからこそ、「止められる時に気付く」ことが大切です。

日頃から、自分の気持ちをモニターするつもりで、自分の気持ちに敏感になるようにしましょう。

ジャッジせずに認める

自分の「イラッ」や「モヤッ」の気付けたら、その感情をそのまま認めます。

そのままというのは、「怒ってはいけない」「不安になってはいけない」とすることなく、「あ、今怒っているね」「今不安なんだね」とありのままに受け止めるという事です。

私達がネガティブな感情になった時に辛くなる理由の一つとして「そんな感情になった自分はダメだ」とジャッジしている事があげられます。

ただ、状態を認めるという事をすると、自分の中に「安心感」が生まれます。

この「安心感を感じる」という事が、とても大切な事になります。

認めた上で離れる

ネガティブな感情を認める事ができたら、できるだけその感情から早く離れます。

それは、怒りや不安の対象が自分の近くにあるのであれば、「その場から離れる

自分の頭の中で考えて不安や怒りを感じたのであれば、「その事を考える事から離れる」という事です。

「考える事から離れる」という事で一番おすすめなのは、「呼吸瞑想」です。

瞑想というととても難しいものに感じるかもしれませんが、「ただ自分の呼吸に集中する」というものです。

youtubeなどで、「呼吸瞑想」と検索して頂くと、色々なものが出てきますので、参考にされるといいと思います。

なぜ瞑想が良いのか

実際に呼吸瞑想をやって頂くと分かると思うのですが、呼吸に集中する事で一旦自分の思考が止まります

私達が思い悩んでいる時の殆どが、「過去や起こってもいない未来に意識がいっている」時だと言われています。つまり、「今ここ」に気持ちがない時です。

「過去にああだったから、きっと未来にも良くない事が起こるに違いない」と、実際に起こってない事を考えて不安になることがほとんどです。

呼吸瞑想を習慣化していくと、自分の気持ちや思考が「今ここ」にいられる時間が長くなっていきます。すると、色々な事で思い悩む時間も減ってくるのです。

私達が生きている現実は、「沢山思考したことが現実化している」のです。

ネガティブな思考を沢山すると、ネガティブに感じる出来事が起こり続けるという事になります。

まずは、そんな自分に気付き、「本来の自分を取り戻す」ために瞑想を習慣にして欲しいと思います。

私が瞑想をする時

私が実際に瞑想をしている時は、朝起きた時と夜寝る前です。これは習慣化していますが、そんなにきっちりやっている訳ではなく、やりながら寝落ちしてしまう事もあります。

それともう一つ、「車を運転している時」です。

私が過去を思い出してあれこれ考えている時のほとんどが、「車を一人で運転している時」です。

しかも、だいたいネガティブな出来事を思い出し、「うわ〜!」と一人でなっています(笑)

なのでそんな自分に気付いたら、「呼吸瞑想」をするようにしています。

「運転中に瞑想って大丈夫なん?」と思われるかもしれませんが、目をつぶっている訳ではありません。

「今〜ここ」「今〜ここ」と心の中で唱えながら、吸って、吐いて、吸って、吐いてを繰り返しているだけです。

これだけで、それまで考えていたネガティブな思考がストップします。

とても簡単な方法なので、試してみて頂きたいです。

ネガティブな自分を決して責めないで

繰り返しになりますが、大切な所なのでもう一度書きたいと思います。

人間はネガティブな気持ちにもポジティブな気持ちにもなります。

どんなにポジティブに見える人でも、ネガティブな気持ちになる事は必ずあります。

ポジティブに見える人は、ネガティブな気持ちの滞在時間を減らすように工夫している人です。

なっていない訳ではないのです。

それは、私達は色んな気持ちを味わうために生まれてきたからです。

ネガティブな気持ちになる事で、「これは嫌だ」「こうなったらいいな」を知ることができます

ネガティブを消して悪いものとしないでください。

ネガティブな気持ちになる度に「今ここ」に戻ってくればいい。

そう思って取り組んでみてくださいね。

あせらず、一歩ずつ、一ミリずつでいいのです。

ある日「あ、私ネガティブに支配される事が少なくなった!」と気付く事ができます。

「その日まで待ってあげるよ」そんな気持ちで取り組んでみてくださいね^^

今日も最後まで読んで頂き、ありがとうございました!