今日私は、長年のコンプレックスを解消するために病院へ行ってきました。
私の左太ももには、生まれつき大きめのホクロがあります。
これが、学生時代(高校生ぐらいまで)ずっとずっとコンプレックスでした。
今の若い人には分からないかもしれませんが、私は高校生の時まで体育の時はブルマでした。
ていうか、若い人ブルマって知ってるんかな?
こんなやつです↓
今は幼稚園児も小学生もハーフパンツを履いていますが、
私の時代は幼稚園~高校生まで体育の時はブルマと決められていました。
今思い出しましたが、幼稚園の時なんて登下校からブルマですよ!
(上体操服+下ブルマが制服)
時代を感じますねえ。
それで、何が言いたかったかというと、
このブルマを履いていると、左太もものホクロが見えるのです。
(太ももの側面にあるため)
そして、子どもというのは残酷なので、「何でそんな所に大きなホクロがあるん?」
と聞いてきたり、ちょっとからかわれるみたいな事があったのです。
私は大きなホクロがあることを恥ずかしいと思っていたので、
いつもさりげなく手で隠したりしていました。気付かれないように。
大学生になり、ブルマで体育をする事はなくなりましたが、
当時横にスリットの入ったスカートが流行っていて、ホクロが見えそうになったりするので、
とても気にしていたのを覚えています。
今思えば、そんなに気になるならさっさと病院で取ってもらえばよかったのですが、
「恥ずかしいと思っていることを悟られたくない」そんな気持ちがあり、
からかわれた事も、気にしている事も親には言いませんでした。
でもとてもとても、気にしていました。思春期は特に。
今回、左側の腰に良性のイボができて、病院で取ってもらうことになりました。
そこで、「どうせ手術するなら!!」と一緒に取ってもらったのでした。
手術をしながら、学生時代の思い出が走馬灯のように駆け巡ります。(部分麻酔です)
今では短いスカートを履くこともなくなり、全く気にしていませんでしたが、
当時気にしていた自分を救ってあげるような気持ちでした。
「え、そんな事でそこまで気にする??」と思われた方もいるかもしれません。
他人が見たら「そんなに気にせんでもええやん~。」と言いたくなるような事も、
当の本人になったらとても重大な事だったりします。
当時の私には、ホクロがとても大きな存在だったのです。
でもそんな経験があったからこそ、その人の立場に立って、
人の気持ちに寄り添おう、そう思えるのかもしれません。
そう思うと、人の痛みを知るために太ももの目立つホクロは、
私の中にいてくれたのかなあと思います。
ホクロさん、今までありがとう!そしてサヨウナラ。
あなたがいなくなっても、私は人の痛みに寄り添い続けたいと思います。
今日も最後まで読んで頂き、ありがとうございました^^